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移住先を考える時、子どもたちを通わせる学校事情というのは、お子さんのいる家庭にとってはとても重要な情報のひとつです。

この記事では、三重県御浜町内にある認定こども園から高校までの情報をまとめています。

御浜町の教育について

御浜町では、保育所・小学校・中学校が連携をとり、すべての児童・生徒が学ぶ楽しさや自尊心を育めるような教育を進めています。
外国語指導助手(ALT)を配置して、国際化への対応や環境教育・情報化に向けた授業づくりなど、社会変化に合わせた教育内容の充実を図っています。

認定こども園

「認定こども園志原保育所」ALTの先生と英語の授業も

御浜町内には、認定こども園が二つあります。

いずれも0歳児から預けることができますが、保育の必要な事由に該当するか否かなどで利用できる範囲が変わってきますので、詳しくは御浜町のウェブサイトをご確認ください。

子ども・子育て支援 利用案内 / 認定こども園(保育所(園)のしおり

施設の名称認定こども園阿田和保育園認定こども園志原保育所
施設の種類認定こども園(保育所型)認定こども園(保育所型)
対象児童1歳から小学校就学前児童6ヶ月から小学校就学前児童
利用時間平日:7:30 – 18:30(最大)
土:7:30 – 17:30(最大)
平日:7:30 – 18:30(最大)
土:7:30 – 17:30(最大)
所在地御浜町阿田和4722番地御浜町志原1877番地62
連絡先05979-2-207105979-2-0058

阿田和保育園(中立、西原、柿原、引作地区)の児童(3 才児以上)はスクールバスを利用できるほか、神木・尾呂志地区(中立・西原地区除く)の方で志原保育所を希望する児童(2 才児以上)には、園児送迎バスが用意されています。

「子育て支援室 おひさま」 子育て相談もできる

また、地域の子育て拠点として「子育て支援室 おひさま」という遊びの場・親子の交流の場が提供されています。

施設の名称御浜町子育て支援室 おひさま
所在地御浜町志原1877番地20
(志原保育所の東)
対象者未就園のお子さんとその保護者
利用時間平日 午前9時 – 12時、午後1時30分 – 3時30分
連絡先05979-2-0336

季節の行事や工作、お誕生日会なども開催され、絵本も借りることができます。常駐している保育士さんが子育ての相談にも応じてくれますので、気軽に利用してみてください。

小学校

御浜小学校
阿田和小学校
尾呂志学園 小学校 中学校
山間部にあるこの学校では、小中一緒に開催する運動会や文化祭、米作り体験などで地域と関わることを大切にしています

ふるさとの産業に対する理解を深めてもらうため、小学校3年生の児童を対象に、「かんきつ学習会」を行なっています。町内で採れるみかんの種類や栽培方法について学んだり、糖度計を使う体験、農園や選果場の見学もあります。

御浜町内には4つの小学校があります。学区が定められていますが、事情によっては変更することも可能です。詳しくは御浜町のウェブサイトをご確認の上お問い合わせください。

御浜町 小中学校について

学校名御浜小学校阿田和小学校神志山小学校尾呂志学園小学校
所在地御浜町下市木1956御浜町阿田和1791-1御浜町志原16御浜町上野535-5
学区上市木・
下市木・
志原
阿田和・引作・
柿原・中立・西原
神木・志原川瀬・栗須・
上野・阪本・片川
生徒数
(2021年度)
197人130人23人12人
連絡先05979-2-101905979-2-203605979-2-000405979-4-1015

放課後児童クラブ

仕事などにより保護者が日中家庭にいない小学生を対象に、2つの放課後児童クラブも用意されています。

施設名みはま児童クラブあたわ共生施設つどい
所在地御浜町下市木2330-1
(御浜小学校前)
御浜町阿田和3808-11
対象小学校区御浜小学校・神志山小学校・
尾呂志学園小学校
阿田和小学校
開設時間月〜金曜日:放課後〜午後6時30分
土曜日:午前7時45分〜午後6時30分
月〜金曜日:放課後〜午後6時30分
土曜日:午前7時45分〜午後6時30分
連絡先05979-2-124405979-3-1080

中学校

阿田和中学校
御浜中学校

御浜町内には3つの中学校があります。こちらも学区が定められていますが、事情によっては変更することも可能です。詳しくは御浜町のウェブサイトをご確認の上お問い合わせください。

御浜町 小中学校について

学校名御浜中学校阿田和中学校尾呂志学園中学校
所在地御浜町志原1737御浜町阿田和3996-1御浜町上野535-5
学区御浜小学校・神志山小学校阿田和小学校尾呂志学園中学校
生徒数
(2021年度)
126人68人7人
連絡先05979-2-001205979-3-001105979-4-1012

高校

紀南高校の校舎 ソテツやサルビアが暖かい気候の御浜町を象徴している

御浜町には、三重県最南端の高校「三重県立紀南高等学校」があります。町内にある高校は1校のみですが、熊野市にある木本高校や、県をまたいだ和歌山県新宮市の高校に進学する子ども達もいます。

紀南高校は「地域とともにある学校づくり」を進めるコミュニティ・スクールで、保護者や地域との関わりが深い学校でもあります。地元の魅力を再発見できるような授業が展開されているのも特徴。その授業や学校の取り組みの一部をご紹介します。

紀南高校 東紀州学

「道の駅 紀宝町 ウミガメ公園」での授業

地域に関する様々な歴史・文化・伝統産業を学びます。紀州犬や市木木綿、ウミガメや熊野古道などについての理解を深め、地元の魅力を再発見できるような授業です。生徒たちがプレゼン資料やポスターなどの作成も行なっています。

紀南高校 地域産業とみかん

産業としての「みかん」を学ぶ授業

御浜町の基幹産業である「みかん」を栽培から加工、流通まで幅広く多角的に学ぶことにより、地域への理解を深め、課題を発見し解決していく姿勢を身につけることを目的とした授業。座学はもちろん、芽かき・摘心作業や袋がけ、収穫など体験授業も多く実施されています。

紀南高校「防災きにゃんプロジェクト」

三重県学校防災ボランティア事業に参加した生徒をリーダーとして、「震災で悲しみを抱える人をつくらない地域」を目指す取り組みです。津波の被災地を視察した代表生徒が、その「学び」による気づきの共有や今後の展開の提案などを行ったほか、オリジナルの非常持ち出し袋を販売し、その売上を、誰もが見やすいピクトグラムの設置のために御浜町に寄付する活動なども行なっています。

学校名三重県立紀南高等学校
所在地御浜町阿田和1960
設置課程全日制普通科
生徒数220名(2023年4月10日現在)
連絡先05979-2-1351
ウェブサイト三重県立紀南高等学校ホームページ

御浜町は、認定こども園から高校までの教育に加え、子育て支援や学童クラブなども充実しており、お子さんがいるご家族も安心して暮らせる町と言えそうです。

地域の方との接点ができる行事やイベントも多く用意されていて、地域全体で子どもたちを見守る雰囲気があるのも御浜町の魅力のひとつかもしれません。

御浜町での子育てに興味がある方は、すでに移住をされた皆さんに関する記事も是非参考にしてみてください。


●家族を連れてUターンし、みかん農家を営む移住者のお話はこちら

●Iターン移住後、テレワークをしながら四姉妹を育てる移住者のお話はこちら

都会も良いけど、自然豊かな田舎暮らしもいいかも。
御浜町に移住するって、どんなだろう。気になった方は、こちらから

(2023年3月取材 文・本沢 結香)

移住を考える人へ