御浜の海側 御浜の海は、毎日、違う表情を見せます。 青い海、蒼い海、碧い海。七里御浜や、熊野古道などの名所もあれば、道の駅や、観光案内所もある、この町の観光の中心地であり、商店、病院なども集まった、生活の中心地でもあります。
御浜の山側 紀伊山地の山間から吹きぬける風が霧を運び、雨を呼び、豊かな海をつくりだします。 里山、尾呂志に現れる朝霧「風伝おろし」は、その神秘的な姿だけではなく、稲作に良い影響を与え、おいしいお米を育みます。この場所で育てられた三重県の酒米「神の穂」で日本酒もつくられます。風伝峠、横垣峠の二つの熊野古道など、歴史を散策できる場所もあります。
御浜の平野部 熊野の青い海と青い山に囲まれた平野部には、みかん畑や田んぼ、住宅地が広がる、御浜の暮らしを支える地域となっています。海と山のいいとこどりができる、ちょっと贅沢な場所。山側から吹き下りる風が初夏の田んぼに青々と実る稲穂を波のように揺らし、穏やかな雰囲気を醸しだしています。