尾呂志の里山を望む、一棟貸しの古民家
本州のほぼ最南端、紀伊半島・三重県南部に位置する小さなまち、御浜町。三重県御浜町海沿いにある道の駅パーク七里御浜から車で走ること15〜20分。山間の尾呂志地区に佇む一棟貸の宿「さぎりと星空の宿」は、雄大な山々と集落を一望できる場所に位置しています。
住居として使われていた古民家の雰囲気を残しつつ、滞在しやすいように改装された古民家風のお宿。中は広く、和室4間をつなげた開放的なお部屋、キッチン、ダイニングで構成されています。
縁側の窓を開放すると、青々とした山々が広がる。
たまには普段と別の場所で仕事をしつつ、ゆっくり休みたい。ワーケーション目的として宿泊するにも、「さぎりと星空の宿」はぴったり。広々としたダイニングで、集中して作業することができます。
普段よりもリラックスしながら仕事に集中しつつ、外に出て尾呂志の風景を眺めながら、作業するもよし。パソコンやスマホを置いて、ただただボーっと過ごすのもよし。
外に出ると、尾呂志の山々や集落を見下ろせ、静かでゆったりした空気感を味わえる。
晴れの夜には、満点の星空を見上げてみてはどうだろう。天の川も、流れ星も見られる。
宿から歩いてすぐ、近所にあるのが、直売所「さぎりの里」。朝8時〜開いています。地元の生産者たちが育てた「みかん」はもちろん、四季折々の野菜や果物を購入できます。
ここで食材を購入し、キッチンで調理して地元の味を楽しむのもおすすめです。
曜日限定ですが、さぎりの里名物「よもぎ餅」はよもぎの爽やかな味わいを楽しめると、地元の方にも大人気。午前中で売り切れることもあるので、お早めに!
お昼はさぎりの里と隣接しているレストラン「さぎり茶屋」でランチを楽しむのがオススメ。地元の人でいつも賑わうこのお店では、御浜町で育った岩清水豚を使った「とんかつ・ハンバーグ」などを楽しめます。
宿の近くには熊野古道 伊勢路のひとつ、風伝峠が通っています。熊野本宮大社を目指した巡礼者はもちろん、奥地の山村と海側を結ぶ生活の道として、地元民にとっても大切なものでした。苔むした石畳の道も残り、いわゆる「熊野古道」の雰囲気を十分に味わえる。それでいて、全長1.5時間ほどで歩け、坂道も他の峠に比べるとキツくないので、山歩き初心者の方にもおすすめの道です。歴史と自然が息づく道を散策してみてはいかがでしょうか。
また、宿は横垣峠と風伝峠の中間地点にあり、熊野古道歩きの宿として使うこともできます。
宿から車で10分ほど、日本の棚田百選にも選ばれた丸山千枚田があります。
七里御浜海岸までは15〜20分ほど。
観光や山歩きに疲れた体を癒すべく、温泉に入りたい場合は、日帰り入浴のできる温泉施設「入鹿温泉 瀞流荘」まで車で約15分、「湯ノ口温泉」まで約20分でアクセスできます。
朝には、この地域の風物詩「風伝おろし」を見ることができるかもしれません。風伝おろしとは、山頂から裾野にかけて朝霧が流れ落ちる現象で、特に10月〜3月の朝に出現しやすいといわれています。
霧の塊が山々を覆うかのようにゆっくり流れるこの神秘的な現象は、旅の忘れられない思い出となることでしょう。
暮らすように、くつろぎながら楽しめる「さぎりと星空の宿」。山々に囲まれた静かな空間で、日頃の忙しさを少し手放し、ゆっくり過ごせるはずです。
ちなみに、御浜町への移住を検討している方は、割引で宿泊することもできます。詳しくは、移住サポートデスクにお問い合わせください↓
泊まる
深い紀伊山地と広い熊野灘に囲まれた、海を一望できるホテル。
静かな山間の夜を過ごせる、保育園を改装したユニークな一棟貸しの宿。
釣り好きのご夫婦が営む家庭的な民宿