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農業をはじめる | みかん農家新規就農研修 4月

みかん農家になる!三重県御浜町へ移住した研修生コラム①

みかん農家研修

移住してからの1ヶ月

3月下旬。兵庫県から三重県御浜町に一人で移住してきました。
故郷を離れて新しい生活のスタート。なぜか緊張し、落ち着かない日々が続く。

そんな時、車で5分ほどの七里御浜に足を運ぶと、そこには水平線が広がっていた。
海が、自分を包み込むように、大丈夫だよと語りかけてくれているようで、自然と力が抜けていきました。

この青い海と青い空に魅せられて移住した
そして、相棒と海で散歩するのが日常に

農家のこと、農業のこと、みかんのこと、何ももわからない状態で移住してきた自分。不安でいっぱいの中、4月からいよいよ研修がスタートしました。

産地維持のための農産物生産や農作業受託・新規就農者の育成、地域の新たな雇用創出の場としての役割を担う「(株)オレンジアグリ」というJAの子会社にて、研修生として受け入れてもらいます。



研修生は、4月時点では御浜町出身の方、京都府・奈良県・三重県津市から移住された方と、兵庫県出身の自分の5人。一人じゃなくてホッとしましたが、女性は自分だけです。

毎日泥んこになって体力勝負な作業が待っている、と想像していたのですが、4月はみかんが落ち着く時期に差し掛かっていることもあり、想像していたよりは楽な作業が多く安心しました。

みかんの木の新芽に触れる

4月の主な作業は「除草剤散布と防除」

除草剤で使用する「背負い式噴霧器」は、最初は持ち上げるのが大変でしたが、背負ってしまえば重さはあるものの、後はそこまでしんどい作業ではなかったです。

一方、防除で使う動力噴霧器やホースなどはかなり重く、男性のように軽々持ち上げることはできず…。軽トラまで持ち上げるのに一苦労。。筋肉痛と戦う日々が始まりました。

軽トラに乗せた動力噴霧器で、防除散布の準備
カッパを着ての作業。4月でも晴れると日差しが強い

あらゆる作業が初めてで、知らない単語もたくさんあり、分からないことだらけの毎日。でもトレーナーの方々が丁寧に「みかんのこと」「道具のこと」を教えてくださり、一日一日が新鮮で楽しく作業ができ、あっという間に1ヶ月が過ぎていきました。

これから、みかんの木の成長が楽しみです。

みかん、緑、空、大自然に囲まれての作業は気持ちいい!

4月の研修内容メモ

4月上旬

◆柑橘についての説明 基礎編

御浜町には「年中みかんのとれるまち」と言われるほど、たくさんの柑橘類が栽培されている。食べたことのあるみかんから初めて聞く名前のみかんまで、たくさんの品種があることを知る。

4月に収穫できるみかん

セミノールなど

◆農地見学

・みかんの木の葉がどんな色をしているか、一本の木にどの程度みかんの実がなるのか

・御浜町の土壌の質や降水量など、御浜町が今どのようにしてみかんを育てているのか

◆農業器具について

・剪定ばさみ、ノコギリ、農薬散布に使う動力噴霧器、背負い式噴霧器などの使い方説明

・基礎的な話からコツがいる道具まで、いろいろ教えてもらう

◆苗木の管理

オレンジアグリでは、1年生、2年生の苗木の育成を行っており、その管理の仕事があります。雑草取りから肥料、水やりまで。苗木は成木に比べて枯れやすく、しっかり管理を行わないといけない。

4月中旬

◆除草剤

背負い式噴霧器に除草剤を入れて畑に使用する

◆農薬散布(防除)

動力噴霧器、ホース、タンクを使用し柑橘の木に農薬を散布していく

4月下旬

◆開花状況調査

今年は早くから花が開花したので、満開期はいつ頃で果実はいつ付き始めるかの調査を行った。

三重県御浜町では、みかん産地を持続可能なものとするために様々な取り組みを行なっており、新規就農希望者へのサポートも注力しています。希望内容・移住時期など、お一人おひとりの状況に合わせた対応をしています。

御浜町でのみかん就農について、詳しくはこちらをご覧ください↓

農業をはじめる | 新規就農研修 5月
〜みかん農家になる!三重県御浜町へ移住した研修生コラム②〜
はこちらから↓

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