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農業体験とは?体験するメリットや農業体験の種類を分かりやすく解説

体験するメリットと農業体験の種類

就農コラム

「農業に興味があるけれど、自分が農業に向いているか分からない。」

「農作物の収穫をしてみたい。」

「就農を考えているけれど、何から始めたらいいか分からない。」

という方におすすめなのが「農業体験」です。

農業体験とは、その名の通り、農業を体験すること。どのようなものなのか、そして、農業体験によって得られるメリットにはどういうものがあるのか、分かりやすく解説していきます。

ぜひ最後までご一読ください。

農業体験とは?

農業体験とは、普段、農業にかかわりがない人が、農村や農園で野菜の植え付けや収穫、果樹の植え付けや果物の収穫、田植えや稲刈り、酪農などといった農業の現場を体験すること。農業に関する理解を深める機会として注目されています。

農業体験には、数時間程度の体験から、日帰りで作業をするもの、そして、数日から数か月、数年と時間をかけて作業を学ぶものがあり、JAや農業法人、生産者グループや個人の生産者など、さまざまな人・団体が主催しています。

農業体験のメリット

農業体験のメリットとして

ということなどがあげられます。それぞれについて、見ていきましょう。

農業に触れられる

農業体験は、畑や農園に足を運び、土に触れて作物を扱うことによって、実際の現場での作業を体験することができる機会です。実際の農業の現場に触れると、農業の現場の技術や努力を知り、農業に関する関心が深まります。

また、それによって、農業の重要性や食物の生産プロセスについて考える機会にもなります。就農を考えている人は、農業体験に参加することによって、自分が農業をやっていくことができるのか、どういう農業が自分に合っているのか、を考えることができます。

収穫の楽しさが分かる

農業の楽しさの1つに「収穫」があります。農業体験は、季節の旬の野菜や果物を収穫する喜びを感じることができるもの。

自分で収穫した野菜や果物は不思議と美味しく感じるので、子どもの食育にも繋がるとして注目されています。採れたての野菜や果物をその場で味わうことができるのも、農業体験の楽しさだと言えるでしょう。

 農業を営む農家の人と話ができる

農業体験では、農業を営む農家の人と話をすることができます。農家の人は、農業について深い知識を持っているので、農業体験中に農家の人と話をすることによって、作物の育て方やその地域の気候について、詳しく知ることができます。

その地域の伝統的な栽培方法や食文化を知ることで、地域の特産品への理解も深めることができるでしょう。

 リフレッシュができる

農業体験は、自然に触れ合う貴重な機会。風を感じたり鳥の声を聞いたりすること、土に触れることは、リラックス効果をもたらし、ストレスを解消することにつながります。

また、作物を収穫することで、達成感や充実感を得ることが可能。日常生活とは違う作業に集中することによって、ストレスから解放され、心身ともにリフレッシュすることができるのです。

農業体験にはどういうものがある?

土に触れ、農業の重要性を知ることができる農業体験には、「レジャー向け」と「就農希望者向け」のものとがあります。

それぞれの特徴について、見ていきましょう。

レジャー向け

レジャー向けの農業体験には、日帰りで農業を体験するイベントやツアー、農園をレンタルして農作物を種や苗から育てるものなどがあります。日帰りで農業を体験するイベントやツアーは、観光農園や体験農園などがメインとなるもの。

農作業の一部分、例えば、野菜や果物の収穫だけを体験できるものがほとんどで、子どものいる家族の方におすすめのタイプです。農園をレンタルして農作物を育てるのは、自分の作りたいものを作ることができる、というのが最大の魅力。

農園にいるアドバイザーの指導を受けながら作物を育てることができ、農具や農薬も自分で準備する必要がないので、手軽に農作業にチャレンジすることができます。

就農希望者向け

就農希望者向けの農業体験には、

などがあります。

農業インターンシップ

『農業インターンシップ』とは、2日以上6週間以内という短い期間で、実際の現場で農業を体験することができる制度のこと。主に農業法人で農業を先輩社員と体験することで、農業への適性や農業を仕事とする時に必要なものは何かを学びます。

農業を仕事とする前に体験することで、イメージとのギャップを埋め、ミスマッチを防ぐことができます。

ふるさとワーキングホリデー

『ふるさとワーキングホリデー』とは、2017年1月から始まった取り組みで、日本各地の地域で収入を得ながら働き、休日は自由に過ごすことができる制度です。滞在期間は2週間から1ヶ月程度。

地域に滞在する期間に、地域の人たちと交流しながら自然や文化に触れることができます。

農業研修

『農業研修』とは、農作物の育て方や機械の使い方について学ぶことができる研修のこと。

農業研修には

などの方法があります。農業に興味があるけれど、作物や就職したい地域が決まっていない、という人におすすめなのが学校や研修機関に通う、という方法。

42の道府県に設置されている農業大学校と民間の農業学校で、農業について本格的に学ぶことができます。期間は数か月から2年まで、学校によって異なります。

夜間や週末に受講できるコースやオンラインでの通信教育のコースもあるので、学ぶ機会が増えているのが現状です。作りたい作物や農業をしたい地域が決まっている場合、JAや市町村が実施している農業研修に参加するという方法もあります。

農業に関する知識や技術について学ぶ基礎研修と地域の先輩農家の元で実際に指導を受けながら作物を育てる技術と農業経営について学ぶ実践研修との2段階で研修が進みます。研修する間に地域での人脈を築くことができるので、独立する際のサポートも受けやすくなります。

ある程度安定した収入を得ながら農業について学びたいという方におすすめなのが農業法人で働きながら学ぶ方法です。農業法人で学ぶメリットは、「成功している農家でノウハウを学べる」こと。

法人化できるほどの成功を収めているので、農業研修の間に、効率よく作物を栽培する方法やマーケティングスキルを身につけて独立することができます。

農業アルバイト

『農業アルバイト』とは、その名の通り、農業のアルバイトのこと。アルバイトをする地域やシーズン次第で、さまざまな作物の作付けや管理、収穫や選別、出荷のいずれかを担う、というのがその仕事内容となります。

1日から数日間の単発をはじめ、6か月未満の短期、6か月以上継続して働く長期と、その期間もさまざま。ちょっと農業を体験したい、という人から、長期で農業について学びたいという人まで、ニーズに合わせた働き方ができるのが特徴です。

農業体験の実際の事例~御浜町でみかん・柑橘の農業体験

農家の指導の下、野菜の植え付けから管理、収穫から出荷といったさまざまな農作業を体験することができる「農業体験」。全国各地でさまざまな種類の作物の農業体験が実施されているので、作ってみたい作物がある方は、その作物の農業体験がどこで実施されているのかを調べてみるのも面白いでしょう。

みかん・柑橘の農業体験が出来る場所としておすすめなのが「年中みかんのとれるまち」として知られる「三重県御浜町」です。御浜町は、みかん栽培に適した気候と土壌の広がる町。

また、段々畑が少なく、傾斜が緩やかな場所が多いため、身体への負担も少ないのが特徴です。さらに、困ったことがあると周りの農家や営農指導員がサポートしてくれる環境も整っているので、初心者でも不安なくスタートすることができます。

御浜町での農業体験の事例については、こちらの記事から詳しく覗いてみてください。

まとめ

普段農業に関わりのない人が、農業の現場を体験することができる農業体験。土に触れることで心身ともにリフレッシュすることができ、農作物の栽培・収穫を体験することによって食の大切さにも気付くことができます。

全国各地で実施されているので、機会を見つけて参加されてみてください。

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