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三重県御浜町が中心となり、三重南紀元気なみかんの里創生プロジェクト協議会が推進する「柑橘栽培における新規就農希望者の促進」が評価され、この度、中央果実協会主催の「令和5年度果樹農業担い手育成・活躍」に関する表彰にて、「中央果実協会理事長賞」を受賞しました。

三重県御浜町では、産地を持続可能なものとするため、新規就農者の確保対策を令和3年度から本格的に取り組み始めました。

取組みの柱に「理念の共有」「的確な情報発信」「人材の育成」の3つを据え、新規就農希望者等に向けて、「みかん、やったらええやん」のメッセージとともに、地域の魅力、柑橘栽培農家の姿や、一人でできる経営モデルなどを発信しています。

令和4年度の就農相談数27件、研修者数9名と、取り組み開始直後から急増し、令和5年度もその勢いを加速しています。

新規就農希望者の長期研修は、JA出資法人のトレーニングファームと柑橘栽培生産者の園地を活用して1年間以上実施します。

研修修了者への園地の斡旋は、法人園地の一部の利用権の切り替えや、研修指導生産者による紹介などで対応し、認定新規就農計画を達成できる面積を継承。

生産量の8割を占める御浜町では、研修人数の増加に伴い、町独自の農地バンク制度を創設し、賃貸借できる農地を見える化し、それを有効に活用してJAの営農指導員や町(農地担当・農業委員会)において新規就農者にマッチングを促進しています。

「三重南紀元気なみかんの里創生プロジェクト協議会」とは、JA伊勢、三重県熊野農林事務所、熊野市、御浜町、紀宝町で構成し、当地域の柑橘の振興等を通じた活力に満ちた地域づくりを目的とする組織です。
 産地生産量の約75%を占める御浜町では、令和3年度からYouTube動画による情報発信など様々な「農業後継者確保」の取り組みを実施しており、これら一連の取り組みがこのたび評価され受賞に至りました。

今後も、持続可能な産地づくりを、そして「みかん、やったらええやん」と言い合える町を目指して、一つ一つ着実に取り組んでまいります。

御浜町のみかん就農について 詳しくは↓